トップへ   オーストラリア マウンテントップ農園訪問  2012/03

 ◎農園の様子をチョットだけ紹介します。

 
ニンビンロック 収穫エリア  カットバック後のエリア
 
 他のエリアと併せ管理方法の説明を受ける  ワラビーがあちこちから顔を出す  遅咲きの花も少しある
   精製過程はとても興味があり、もっともっと聞きたかったが、言葉の壁が・・・・
実際に装置を稼働しながら説明をしていただいた。
管理・精製装置の機械化によって少人数で運営されていることは驚きである。
畑の土はふわふわと軟らかく、豊かな土地の印象を受けた。
 
 都合良く逆光?ルーニー氏と記念に!    

 2012年3月29日オーストラリア NSW ニンビンという町の近くにある、マウンテントップ農園を訪問した。
 目的は2つあり、コーヒー諸々(生産地訪問とカフェの状況、そして味)を見たい、そしてメルボルン(アングルシー在住)の知人宅を尋ねることだった。 縁あって数年前からメルボルン在住のベリーマンファミリーと交流があり、数度私の家を尋ねて来てくれていたので、機会あればこちらからも尋ねて見たいと思っていた。
 こうした事から私にはオーストラリアという国は関心があったが、周囲ではコーヒーに関しては殆ど知られていない、「え!コーヒーが採れるの?」よく言われる。
 2年前の東アフリカ(ケニア・タンザニア)の農園や研究所、コーヒーボードへの訪問は強烈な体験であり、得るものが沢山あった。
 実際に現地に身を置くことは、他の人の活字や写真から知るのとは異なり、得るものも多いと感じている。
 このマウンテントップ農園はコーヒーベルトからやや外れ、決して適地とは言えない様に思え、さらに栽培品種のK7も味優先では無いような、しかし、それでも豆の販売価格が大変高価である。 もちろん生産コストは高くなるのは理解出来るが、味を抜きにして単に生産コストだけを販売価格にしたら商品としては成り立たないハズ。そんな単純な事ではあるが、実際焙煎して飲んで見ると旨い、やはり良い味がある、独特の甘みと個性的な香り、ソフトでキレもある。今までの豆と大きく違った個性がある。文字から想像するのと実際は異なる、どうしてだろうか? 一般論で、ああだからこんな味のハズ、あるいは他人の評価を聞いて自分では確認もしないで決めつけてしまわないか?
 こうした事はよくあることの様な気がする。何事もできるだけ自分で確かめよう!
 しかし、見たいからといって勝手に訪問することは出来ない、今回の視察に際しては、この豆を扱っている輸入元には大変お世話になった。
そして農園のルーニー氏には朝早くから一日何から何まですっかりお世話になり、さらに美味しいバーベキュー料理まで作っていただき、感謝!